アーノルド・ローベル

そこには、幼い子供の目を通して見た時のような純粋な世界が広がっています

不朽の名作「がまくんとかえるくん」シリーズを生み出した作家アーノルド・ローベルは、1933年ロサンゼルスに生まれました。1987年に亡くなるまで生涯にわたって子どものための描きつづけた本は100冊にものぼり、今もなお多くの人に愛され続けています。

「がまくんとかえるくん」シリーズ

がまくんとかえるくんの物語「よていひょう」「はやくめをだせ」「クッキー」「こわくないやい」「がまくんのゆめ」の5編を収録。

ニューベリー賞受賞作です。


がまくんとかえるくんのユーモラスな冒険物語が5編。「そりすべり」「アイスクリーム」「クリスマス・イブ」など春夏秋冬、一年間のふたりの生活が盛りこまれています。


仲よしのがまくんとかえるくんを主人公にしたユーモラスな友情物語を5編収録。読みきかせにもふさわしいローベルの傑作です。

小学校の教科書に採用されています。


がまくんとかえるくんのシリーズ4作目。たこあげするときも、誕生日をお祝いするときも、おばけの話をするときも、いつもふたりはいっしょです。


他にも色々あります

おひとよしで、ちょっぴりまがぬけていて、善意あふれるふくろうくんの物語。見事な絵と語り口の、いぶし銀のような絵本です。

読みきかせにも最適です。


こぶたはどろんこが大好き。ズブッズブッとどろんこに沈んでいくときの、こぶたのうれしそうな様子がとても印象的です。


旅にでかけたきりぎりすくんは、途中でいろいろな虫たちに会い、世の中にはさまざまな生き方があることを知ります。心あたたまる作品です。


いたちにつかまったねずみはスープにされそうです。一計を案じたねずみは、スープに入れるとおいしくなる四つの話を考えます。


昔、色のない時代がありました。魔法使いが、最初は青、次は黄色、その次は赤の世界をつくりだします。でも、一つの色だけでは、なんだか落ち着きません。そこで色を混ぜ合わせると、どうなったでしょう?


両親が行方不明になった象の男の子をなぐさめに、年とったおじさんが訪ねてきました。楽しいことをいっぱい知っている、すてきなおじさん!


20のお話ひとつひとつに、どうぶつが登場する寓話絵本。やさしい中にも鋭い観察眼が光ります。1980年度コルデコット賞受賞の会心作。


「あたし、おうちが欲しいの」追いかけられ、つらい経験をしてきたねずみのマーサは、下町のキラキラ光る映画館を発見します。