お家で絵本を楽しもう

本て素敵ですね。実際には行ったことのない場所でもすぐに飛んで行けますし、空想の中で色々な体験ができるのですから。

こどもの本を選ぶ時には色々と考えてしまいますが、難しいことを考える必要なんてありません。ただ楽しむだけで良いのです。

一冊読み終えて目をつぶれば、空想の世界へといざなってくれます。

http://woodsofapicturebook.web.fc2.com/

~2歳

自由に歩き回ることができるようになると、様々なことに興味を持ち始めます。

言葉の音や繰り返しのリズムを真似たり、指差しをして楽しむことができるようになります。

絵本を選ぶ時は、テンポの良いものや親子で一緒に楽しめるものを選ぶことがポイントです。

 

 

 

ポイント!

感覚的に楽しめる絵本を

 

~4歳

読み聞かせでは、少し長いお話でも理解できるようになります。

また、ストーリーに入り込み、ハラハラやドキドキ、うれしい気持ちや悲しい気持ちといった様々な感情を持つようになります。

お子さんは、主人公に共感して、怒ったり悲しんだり、時には笑ったりしていますか。

 

ポイント!

ストーリーから様々な感情を学ぼう

~6歳

ストーリーを自分なりに解釈しながら楽しめるようになります。

絵本の持つ世界観や伝えたいことを理解し始めますので、教訓や学びを優先させてしまいがちですが、絵本の基本は楽しむこと。新しい絵本を購入する時は、子供の声をよく聞いて選びましょう。

 

 

ポイント! 

絵本の持つ世界観を楽しもう

 

児童書

児童書と一口に言っても、難易度や長短には差があります。

中には内容的にも長さ的にも大人が楽しめるものもあります。

そろそろ絵本は卒業かな?と思ったら、読みやすい児童書から読み始めてみましょう。

最初から難しいものを選ぶより、少し簡単なものから選んだ方が、本=難しいものというイメージを持たないのでおすすめです。

ポイント! 

細かな描写にも注目してみよう

 


おすすめの一冊


100万回生きたねこ

死んでは生き返るということを、100万回繰り返したネコのお話です。

生まれ変わるたびに色々な飼い主から愛情を注がれますが、喜びや幸せはそこにはありません。

最後に生き返った時、大切な相手と出会います。愛することを知り、家族が増え、・・・そして愛する白ネコが死にます。

白ネコが死んだ時に初めて涙を流したネコ。本当の意味での生きるということを知ります。

その後、もう二度と生き返ることはありませんでした。

愛すること・生きることの意味を考えさせられる一冊です。

ずーっと ずっと だいすきだよ

ぼくと犬のエルフィーは、一緒に大きくなりました。

年月がたち、ぼくの背が伸びる一方で、エルフィーは太って、散歩も嫌がるようになり、階段も上れなくなりました。そんなある朝、目が覚めるとエルフィーは死んでいました。

深い悲しみにくれながらも、ぼくには、一つなぐさめがありました。それは・・・毎晩エルフィーに「ずーっと、だいすきだよ」って言ってやること。

 二人の対等で特別な関係が世界中の幅広い世代の人たちに共感され、長い間愛されている絵本です。

夜のあいだに

すまし顔のフクロウをつくったのは、だれ?

グリムロック通りに、なにかがおきていました。

なにかすばらしいことが──

ウィリアムがまどの外をみると、通りに町の人たちがあつまっていました。

いそいできがえて、階段をかけおり、おもてへとびだしていくと……。

ようこそ、グリムロック通りへ!

さあ、これからこの通りにふしぎなことがおこります。

そして気がつけば町も、人も……。


おじいちゃんが おばけになったわけ

死んじゃったはずのおじいちゃんが夜になって、エリックのところへやってきました。だけど、なんだかちょっとヘン…。大切だけど、ちいさな子には少しむずかしいことを、じいじとのユーモアたっぷりの会話から理解していくエリックの姿が心に沁みるデンマークの絵本。

おじいちゃんは、この世に忘れ物があるため、おばけになり、エリックと一緒に探します。そして少しずつ様々な出来事を思い出し、エリックとおじいちゃんの思い出もよみがえります。二人は仲良しで、色々なことを共有してきました。そして、ついにおじいちゃんは、忘れ物を思い出し、それは1番大事な孫のエリックに、「さよなら」を言うことでした。

わすれられないおくりもの

賢くて、いつもみんなに頼りにされているアナグマですが、冬が来る前に「長いトンネルの むこうに行くよ さようなら アナグマより」という手紙を残して死んでしまいました。悲しみにくれる森の動物たちは、それぞれがアナグマとの思い出を語り合ううちに、彼が宝物となるような知恵や工夫を残してくれたことに気付いていきます。そして、春が来る頃には、アナグマのことは楽しい思い出へと変わっていくのでした。